優待目的の直前買いには注意

権利確定月が近づくと、株主優待を目的にその銘柄を買う人が増えることがあります。

人気の優待銘柄では、権利付最終日に向けて株価が上がる場合もあります。

しかし、優待目的で直前に買うと、権利落ち日に株価が下がり、優待額以上の損失が出る可能性があります。

たとえば、3,000円分の優待を目的に買ったとしても、株価が5,000円下がれば、全体では損をしている状態です。

そのため、初心者は「権利確定日に間に合うか」だけでなく、次の点も確認しましょう。

  • 直近で株価が急上昇していないか
  • 優待額以上に株価下落のリスクがないか
  • 長く保有してもよい会社か
  • 業績や配当は安定しているか
  • 優待がなくなっても持ち続けたいか

株主優待は、日付を知るだけでなく、株価変動もあわせて考える必要があります。

優待が届く時期も会社によって違う

株主優待は、権利確定日を過ぎたらすぐに届くとは限りません。

多くの場合、権利確定日から数か月後に案内や優待品が届きます。具体的な時期は企業によって異なります。

飲食券や買い物券の場合、株主総会後に発送されることもあります。自社商品の場合は、発送時期がさらに分かれていることもあります。

優待を目的にするなら、買う前に企業のIRページで次の点を確認しましょう。

  • 権利確定月
  • 必要な保有株数
  • 優待内容
  • 優待の発送時期
  • 利用期限
  • 長期保有条件の有無

最近は、長期保有を条件にする優待もあります。たとえば、半年以上や1年以上保有している株主だけが対象になる場合です。

その場合、権利付最終日に買っただけでは優待を受けられないことがあります。