家計に役立つかは「金額」より「使い切れるか」
株主優待では、年間でもらえる金額が注目されがちです。
しかし、家計に役立つかどうかは、金額だけでは決まりません。
たとえば、年間5,000円分の優待券があっても、利用できる店舗が遠ければ使いにくくなります。反対に、年間2,000円分でも、毎月行くスーパーで自然に使えるなら、満足度は高くなります。
確認したいのは、次のような点です。
- 普段の買い物で使えるか
- 近くに対象店舗があるか
- 有効期限内に使い切れるか
- 家族も利用しやすいか
- 使うために余計な買い物が増えないか
特に注意したいのが、「優待を使うために買い物が増える」ことです。
優待券があるからといって、必要のないものまで買ってしまえば、家計の見直しにはなりません。株主優待は、普段の支出を置き換えるように使うのが基本です。
最低投資金額も必ず確認する
株主優待を受けるには、一定数以上の株式を保有する必要があります。
多くの場合、100株以上などの条件があり、株価によって必要な投資金額は変わります。
たとえば、優待内容が魅力的でも、最低投資金額が高ければ初心者には負担になることがあります。
家計を助けるつもりで投資を始めたのに、生活資金を大きく使ってしまっては本末転倒です。
優待株を考えるときは、次の順番で確認しましょう。
- 優待を受けるために必要な株数を見る
- 現在の株価から最低投資金額を計算する
- 年間でもらえる優待の目安を見る
- 配当金があるか確認する
- 株価下落に耐えられる金額か考える
優待は魅力的ですが、投資元本が保証されるわけではありません。





