親の介護が始まると、実際に動いている人と、離れた場所から意見を言う人の間で温度差が生まれやすくなります。

通院の付き添い、買い物、薬の管理、介護サービスの調整、役所の手続き。毎日の細かな対応は、外から見るよりずっと負担が大きいものです。

それでも、兄弟姉妹や親族から「もっとこうしたほうがいい」「施設を探すべきでは」「お金を使いすぎでは」と言われると、介護を担う人だけが責められているように感じることがあります。介護は気持ちだけで続けられるものではありません。時間、お金、精神的な負担が偏りやすいからこそ、早い段階で家族の役割と費用を見える形にしておくことが大切です。