円相場が動くと家計や物価に影響する
円相場は、私たちの生活にも影響します。
円安になると、海外から輸入する商品や原材料の価格が上がりやすくなります。日本はエネルギーや食料品、日用品の原材料などを海外から多く輸入しているため、円安は家計の負担につながることがあります。
たとえば、以下のようなものは円相場の影響を受けることがあります。
- ガソリン代
- 電気代・ガス代
- 輸入食品
- 海外ブランド品
- 海外旅行費用
- 外貨建てサービスの料金
一方、円高になると、輸入品や海外旅行にはメリットが出やすくなります。ただし、輸出企業にとっては円高が利益を圧迫することもあります。
つまり、円安・円高にはそれぞれメリットとデメリットがあります。家計だけでなく、企業業績や株価にも影響するため、円相場は投資を考える人にとっても重要な指標です。
円相場は投資や資産運用にも関係する
円相場は、投資信託、米国株、外貨預金、FX、外貨建て保険などにも関係します。
たとえば、米国株や海外株式型の投資信託に投資している場合、株価そのものの動きだけでなく、為替の影響も受けます。
円安になると、外貨建て資産を円に換算したときの評価額が増えることがあります。一方、円高になると、外貨建て資産の円換算額が減ることがあります。
NISAで海外株式や全世界株式の投資信託を買う場合も、為替の影響は無視できません。金融庁によると、NISAは投資から得られる運用益が非課税になる制度です。(※3)ただし、NISAを使っても、投資信託や株式の値下がりリスク、為替変動リスクがなくなるわけではありません。
そのため、海外資産に投資する場合は、円安・円高の両方を想定しておくことが大切です。





