お墓を継ぐ人がいない、遠方でお墓参りに行けない、子どもに負担を残したくない。こうした理由から、墓じまいを考える人が増えています。
ただ、いざ調べ始めると気になるのが費用です。お墓の撤去だけで済むのか、遺骨はどこへ移すのか、仏壇や位牌も一緒に処分するべきなのか。考えることが多く、最初の一歩で止まってしまう方も少なくありません。
墓じまいの費用は、単に墓石を撤去する費用だけではありません。閉眼供養、遺骨の取り出し、改葬先の費用、仏壇や仏具の処分費などが重なることで、総額が大きく変わります。
墓じまい費用は「墓石撤去費」だけではない
墓じまいと聞くと、まず思い浮かぶのは墓石を撤去する工事費です。しかし実際には、お墓を更地に戻すまでに複数の費用が発生します。
たとえば、墓石を解体して運び出す費用、墓地を整地する費用、僧侶に読経をお願いする閉眼供養のお布施、寺院墓地を離れる場合の離檀料、遺骨を新しい納骨先へ移す費用などです。
さらに、実家の整理と同時に進める場合は、仏壇、位牌、遺影、仏具、過去帳などの処分や供養も必要になることがあります。
つまり墓じまいは、「お墓を壊す費用」ではなく、「お墓・遺骨・仏壇まわりを整理する費用」と考えるほうが実態に近いです。





