「Lhaplus(ラープラス)をずっと使っているけど、危険なの?」——そんな不安を感じていませんか。2017年の最終更新から9年が経過し、深刻な脆弱性が報告されているにもかかわらず、ITreviewでは348件のレビューで1位を維持しています。この記事では、Lhaplusの脆弱性を正確に解説し、安全な代替ソフトへの乗り換え方法を具体的にご紹介します。

この記事でわかること
  • Lhaplusの脆弱性の内容と、使い続けた場合の具体的なリスク
  • 操作感が近い代替ソフト3つの特徴と比較
  • Lhaplusから新しいソフトに安全に移行する手順

Lhaplus(ラープラス)とは?20年以上愛された定番ソフト

Lhaplusは、Schezo氏が開発した国産の圧縮・解凍ソフトです。2000年代前半から広く利用され、DLL不要で20種類以上の形式に対応。インストールするだけですぐに使えるシンプルさが人気の理由でした。右クリックメニューからの直感的な操作やパスワード付きZIPの作成、さらにはパスワード探索機能まで備え、初心者から上級者まで幅広い層に支持されてきました。

しかし、最終バージョンはv1.74(2017年5月リリース)で、以降のアップデートは一切行われていません。開発者のサイトも更新が止まっており、事実上の開発終了状態です。

Lhaplusの脆弱性を正確に理解する

Lhaplusには2つの重大な脆弱性が確認されています。

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脆弱性CVE番号内容リスク
ZIP64形式処理CVE-2017-2158不正なZIP64ファイルでバッファオーバーフロー任意コード実行
UNACEV2.DLLCVE-2018-20250ACE形式解凍時に任意の場所へファイル書き込みランサムウェア感染
特に危険:UNACEV2.DLLの脆弱性

悪意のあるACEファイルを開くだけで、攻撃者がWindowsのスタートアップフォルダにマルウェアを配置できます。パソコンを再起動するだけでランサムウェアが起動し、個人情報の漏洩やファイルの暗号化被害に直結します。

開発停止から9年——2026年に使い続けるリスク

最終更新から9年が経過したLhaplusは、今後脆弱性が修正されることはありません。Windows 11のアップデートで互換性の問題が生じる可能性もあります。実際にWindows 11環境では右クリックメニューの表示に不具合が報告されています。新しいマルウェアの手口にも対応できず、使い続ける行為そのものがリスクです。


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