ダウンロードしたファイルが「.rar」で開けない――そんな経験はありませんか?RARはZIPと並ぶ主要な圧縮形式ですが、Windows標準では長らく非対応でした。この記事では、RARファイルの基礎知識から無料ソフトでの解凍手順、トラブル対処法まで丁寧に解説します。

この記事でわかること
  • RARファイルの特徴とZIPとの違い、Windows 11での標準対応状況
  • 7-Zipを使ったRAR解凍の具体的な手順と、分割・パスワード付きRARの開き方
  • 解凍できないときのトラブル対処法とスマホ・オンラインでの解凍方法

RARファイルとは?ZIPとの違いをわかりやすく解説

RARは、RARLAB社が開発した独自の圧縮形式です。拡張子は「.rar」で、ファイルサイズを小さくまとめる用途に使われます。

RARの特徴は3つあります。まず圧縮率の高さです。ZIPより5〜15%ほど小さくなるケースが多いです。次にリカバリレコード機能です。ファイルが一部破損しても修復できるデータを付加できます。そして分割圧縮です。大きなファイルを「.part1.rar」「.part2.rar」のように分けて保存できます。

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比較項目RARZIP7z
圧縮率高い標準的最も高い
Windows標準対応24H2以降全バージョン非対応
リカバリレコードありなしなし
分割圧縮対応限定的対応
作成できるソフトWinRARのみ多数7-Zip等

Windows 11ならRAR解凍が標準機能で可能に

2024年秋リリースのWindows 11 バージョン24H2から、エクスプローラーでRARファイルを直接解凍できるようになりました。右クリックから「すべて展開」を選ぶだけです。

バージョンは「設定」→「システム」→「バージョン情報」で確認できます。23H2以前の場合は標準機能では非対応のため、次に紹介する無料ソフトを使いましょう。

RAR解凍に使えるおすすめ無料ソフト3選

Windows 11 24H2より前のOSや、より多機能な操作をしたい場合は専用ソフトがおすすめです。

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ソフト名料金RAR5.0対応特徴
7-Zip完全無料対応多形式対応で軽量。RAR解凍の定番
WinRAR試用無料(有料$29.95)対応RAR作成も可能な唯一のソフト
CubeICE完全無料対応日本語UI。初心者でも使いやすい

最もおすすめは7-Zipです。完全無料でRAR・ZIP・7zなど500以上の形式に対応し、動作も軽快です。次のページでは7-Zipでの具体的な解凍手順を説明します。


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7-Zipでの具体的手順・分割RAR・パスワード付きRARの開き方